うちは長男が生まれたときから、すでに猫と暮らしていました。
初めての育児に戸惑う毎日。そんな中で、猫たちは私にとって大きな癒しでした。
ですが、ある日突然「猫アレルギー」と向き合うことになったんです。
猫も大切、でも子どもも守りたい――。
この記事では、そんな私たち家族が「猫と子どものアレルギーとどう向き合ってきたか」、そして「実際にやっている対策」についてお話しします。
赤ちゃんの湿疹とアレルギー検査
長男が生後3ヶ月ごろから、顔や首、体に湿疹が出るようになりました。
最初は保湿剤で様子を見ていたものの、なかなか良くならず、紹介された小児科のアレルギー外来を受診。そこで言われたのが、
「猫アレルギーの可能性があります」
アレルギー検査の結果、ほこりやダニ、卵白などと並んで「猫アレルギー」の数値も高いことがわかりました。
猫と暮らすことは難しい?医師の言葉にショック
医師からは、
「猫とは生活を分けるか、離れることを考えてください」
と言われました。
正直、ショックでした。
猫は私たちにとって家族です。出産後の孤独な育児中、そばにいてくれた大切な存在。
「手放す」なんて、考えられませんでした。
子どもと猫の共存に向けて始めた対策
医師の言葉をきっかけに、「どうすれば猫と子どもが一緒に暮らせるか」を本気で考えました。
以下が、わが家が実際に行っている対策です。
🧴1. スキンケアを徹底する
- 赤ちゃんの頃に保湿をしないと、乾燥した肌からアレルゲンが入りやすいと言われました。
- 現在は、保湿剤とアトピー治療用の薬を毎日塗っています。
- このおかげか、以前より肌の状態は安定し、猫に触れても肌荒れすることはなくなりました。
🧹2. 掃除の頻度をアップ
- 換毛期は掃除機をリビングに常設。気づいたときにすぐ掃除しています。
- カーペットやソファもこまめにコロコロ。
- こまめな掃除で、毛やフケの飛散をかなり抑えられていると感じます。
🐈3. 猫グッズの見直し
- 猫砂を低アレルゲンの木製に変更。
- ごはんもグルテンフリーのものに切り替え。
- 猫たちも定期的にお風呂に入れています(嫌がるけど頑張ってます…!)。
次男には早くから保湿を。アレルギーなしで猫と仲良し!
次男が生まれてからは、「赤ちゃんのうちから保湿が大事!」という反省を活かして、毎日こまめにスキンケアをしています。
そのおかげか、次男には今のところアレルギー症状は出ておらず、猫たちと元気に遊んでいます。
アレルギーと向き合うということ
猫を飼っている家庭で「子どもが猫アレルギー」と言われると、本当に辛いですよね。
でも、アレルギーがあるからといって、必ずしも猫を手放さなければいけないわけではないと私は思っています。
もちろん症状の重さや家庭の事情によって違うとは思いますが、工夫すれば共存できる可能性もある。
うちは、今も猫たちと一緒に、家族みんなで笑いながら過ごせています。
まとめ:猫も子どもも大切にできる暮らしはつくれる
- 保湿は赤ちゃんのうちからが大事!
- 猫アレルギーと診断されても、すぐに「飼えない」とは限らない
- 掃除やスキンケア、猫用品の見直しで共存の可能性あり
猫も子どもも大事にしたい…そんな気持ちから始まったわが家のアレルギー対策。
同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。