「有給休暇って、正社員だけの特権じゃないの?」 そんなふうに思っていませんか?
実は私も、フルタイムの契約社員として働き始めてからしばらくの間、 「有休なんて関係ない」と思い込んでいました。
でも実際には、**有給休暇は働き方に関係なく、条件を満たせば誰でも取得できる“労働者の権利”**なんです!
今回は、コールセンター勤務の私が感じた「有休のリアル」について、体験を交えてお話します。
有給休暇って誰でも取れるの?
私が有休の存在に気づいたのは、ほんの数年前。 それまでは、体調が悪くても子どもが熱を出しても「欠勤」扱いでした😭
「なんで誰も教えてくれなかったの?」って思ったんですが、 振り返ってみると、ちゃんと規約に書いてあったのかもしれません(読んでなかった私も悪いんですが…😂)
大手企業なら、入社時にきちんと説明があるところも多いですが、 そうじゃない会社は、あえて詳しく説明しないこともあります。
その理由のひとつが、やっぱり「人手不足」。 有休を取られるとシフトが回らなくなるから、なるべく黙っておきたい…そんな空気、あるんじゃないかなと。
契約社員・アルバイトでも有休が取れる条件とは?
有休の存在に気づいたきっかけは、意外なところからでした。
ある日、夫から「職場のバイトの子が有休を申請してたよ」と聞いて、 「えっ!?アルバイトでも有休取れるの!?」って、もうびっくり。
そこではじめて「え、もしかして私も取れるんじゃ…?」と気づいて調べてみたんです。
すると、ちゃんと労働基準法に明記されているし、 今の自分の働き方でもバッチリ条件満たしてました。
✅ 有給休暇はこうやって決まってます!
有休が付与される条件は、
- 6ヶ月以上継続して働いている
- そのうち8割以上出勤している
これだけ!意外とシンプルです。
そして勤務日数によって、付与される日数が変わります👇
(※この表は厚生労働省のガイドラインに基づいて作成しています)
勤続年数 | 週5日以上勤務(年217日以上) | 週4日勤務(年169~216日) | 週3日勤務(年121~168日) | 週2日勤務(年73~120日) | 週1日勤務(年48~72日) |
---|---|---|---|---|---|
0.5年後 | 10日 | 7日 | 5日 | 3日 | 1日 |
1.5年後 | 11日 | 8日 | 6日 | 4日 | 2日 |
2.5年後 | 12日 | 9日 | 6日 | 4日 | 2日 |
3.5年後 | 14日 | 10日 | 8日 | 5日 | 2日 |
4.5年後 | 16日 | 12日 | 9日 | 6日 | 3日 |
5.5年後 | 18日 | 13日 | 10日 | 6日 | 3日 |
6.5年以上 | 20日 | 15日 | 11日 | 7日 | 3日 |
📩 有休の申請方法とは?
申請方法は職場によってバラバラですが、 まずは就業規則や社内マニュアルを確認するのがベストです。
「そんなのどこにあるか分からない!」って場合は、 素直にリーダーや上司に「有休ってどうやって申請すればいいですか?」って聞いてOKです。
ちなみに私の職場では、
- 勤務表に「有休」と記入する
- リーダーに口頭で伝える
- 基本は事前申請、でも急な体調不良でもOK
といった流れで、思ったよりも簡単でした◎
🙆♀️ 私が実際に有休を使ったタイミング
- 子どもの急な発熱や体調不良で、どうしてもお休みが必要なとき
- 用事があるのにシフト申請を忘れてて、急いで申請したとき
- 「この週末、連休にしたいな〜」と思って、前もって申請したとき
しかも今は、年5日は必ず有休を使わなければならないと決まっています(働き方改革関連法による義務)。
昔よりも制度的にも雰囲気的にも、有休を使いやすくなったと思います!
私の友人なんて、その年5日の有休だけで毎年家族旅行に行ってるそうです。賢い…✨
🌿 有休は“ちゃんと認められた権利”です!
ママもパパも、それ以外の人も。 「忙しいから…」「他の人に迷惑がかかるかも…」なんて思わなくていいんです。
有給休暇は、ちゃんと法律で認められた私たちの権利。
遠慮せずに、自分のペースで楽しく働けるように、有休をうまく使っていきましょう!
🔍 まとめ(有給休暇は誰のもの?)
- 有給休暇は正社員だけのものではなく、契約社員やアルバイトでも取得できる
- 条件は「6ヶ月以上の継続勤務」「出勤率8割以上」
- 勤務日数に応じて付与日数が変わる(表あり)
- 職場のルールに沿って申請すれば、子育て中でも柔軟に使える
- 年5日は必ず消化が義務づけられている(働き方改革関連法)
「どうせ自分には関係ない」と思っていたあなたにこそ、知ってほしい。
有休は誰にでも与えられた、大切な権利です。
しっかり休んで、しっかり働く。そんな働き方を一緒に目指していきましょう◎