「実家の片付けって、どこから手をつけたらいいの?」
親が年を重ねるにつれて、実家が少しずつ散らかっていき、気づけばゴミ屋敷のようになっていた…。
そんな経験、ありませんか?
私の実家もまさにそうでした。
父が急逝し、誰も住まなくなった実家に帰省してみたら――そこには想像以上の現実が待っていました。
実家の片付け、まずは“床のゴミ”から始めた
やることは山ほどありますが、まず取りかかったのは 床に散らばっていたゴミの片付け でした。
紙類やペットボトル、タバコの吸い殻、使用済みのおむつ、注射針など…。
一目で「これはゴミだ」とわかるものを、片っ端からゴミ袋に詰める作業です。
とにかく動けるスペースを作らないと、何も始まらないから。
私・弟・夫の3人で、2日間かけてとりあえず床のゴミを回収しました。
荒れていたのは“生活導線”の部屋だった
特に荒れていたのは、父や母がよく使っていた部屋――
- ダイニング
- リビング
- 1階・2階の寝室
そして、ゴミが落ちているだけでなく、猫たちの粗相の痕跡も多数…。
「これは業者に頼むべきなのでは?」と思うレベルの状態でした。
片付けは“捨てられるもの”から手をつけるのが正解
実家の片付けで重要なのは、気持ちが追いつかなくても動くこと。
特に、冷蔵庫や家具など大物にはすぐに手を出さず、自分で判断できる“明らかなゴミ”から処分するのがおすすめです。
具体的には:
- 床に落ちている生活ゴミ(ペットボトル、紙類など)
- 古くなった衣類
- 使っていないおもちゃ・雑貨
- 空き箱や空き袋、壊れた日用品
冷蔵庫、食器棚、大型家具…ひとりじゃムリ!
捨てるべきものはまだまだ山のようにあります。
- 中が怖すぎて開けられない冷蔵庫
- 食器棚・キッチン用品
- ダイニングテーブル・イス
- 押し入れの布団や衣類
- 昔の家具や大量の書類
このへんはもう、一人では絶対に手に負えません。
正直、深夜の“片付け番組”に応募したいくらい(笑)
(でも弟に2回断られたので、まだ出してません)
父の死と向き合いながら、片付けに取り組む日々
父は突然亡くなりました。
まだまだ元気でいてくれると思っていたのに――ぽっくりと。
突然「この家、どうする?」という問題が突きつけられて、ただただ、途方に暮れました。
でも放っておけば、空き家としてのリスクもあります。
固定資産税や管理費だけがかかり続けるのも大きな負担です。
今は、義母のご親族に相談しながら、実家の整理・処分の方向性を少しずつ探っているところです。
実家の片付けがつらいあなたへ。ひとつだけ言えること
片付けのゴールはすぐには見えません。
でも、「明らかに不要なものをひとつ捨てる」――
それだけで、少しずつ道が開けていく感覚があります。
ひとりで抱え込まず、信頼できる家族や、場合によっては業者の手も借りていいんです。
✅ まとめ:実家の片付け、まずは“今すぐ捨てられるもの”から
- 最初から全部やろうとしない
- 床のゴミ・衣類・日用品など「明らかなゴミ」から捨てる
- 家族や専門家と相談して、大物は焦らず対応する
- 感情と向き合いながら、少しずつ前へ
進展があれば、またこのブログでご報告しますね。
実家の片付けや親のことで悩んでいる方、一緒にがんばっていきましょう。
全部うまくできなくても大丈夫。少しずつ進めば、それでいいんです。